米沢フィルハーモニー管弦楽団
米沢フィルハーモニー管弦楽団 第61回 定期演奏会
- 会場:米沢市市民文化会館
- 日時:2025年10月13日(月)14時

地元で活躍するプロ演奏家によるフルート協奏曲の演奏
- プログラム
- ウェーバー 歌劇「魔弾の射手」序曲
モーツァルト フルート協奏曲第2番 K314
ベートーヴェン 交響曲第5番「運命」 op.67
- 指揮者
- 鈴木崇
- ソリスト
- 鈴木芽玖
- 出演者
- 米沢フィルハーモニー管弦楽団
- レポート
- 今回の演奏会では、SDGsの内容として、地元プロフルート奏者鈴木芽玖氏を迎えてモーツァルトのフルート協奏曲第2番を演奏していただきました。来場者のアンケートでも最も感動したとの声を頂き、地元で活躍するプロ演奏家を知る機会を提供できて良かったと思います。また、運命については毎回アンケートでやって欲しい曲のトップであったことから久しぶりに取り上げましたが、生で聴くのが初めてとか4楽章まで聴いたのは初めてとか、有名な曲でも全部を聴く機会はあまり無いことから思いのほか好評でした。もう一つのSDGsの取り組みとして、地元で引きこもり者等の学習就労支援等を行っている認定NPO法人「With優」の活動を紹介するブースを設置するとともにスタッフとして受付業務に従事して頂きました。外部の方々との関わりが苦手なのに、よく受付業務を引き受けて頂きました。また、同じくNPO法人からころセンターが運営する引きこもり者を対象とした通信教育課程「さくら国際高校」の生徒さん40名が音楽の授業の一環として来場して頂きました。生徒だけでなく保護者の方々も一緒に聴いて下さり中々無い機会を楽しんで頂いたと思っています。当団は慢性的な団員不足が続いており、普段の練習では悲惨な状況で本当に演奏会が出来るのだろうかと不安を抱えながらの練習の日々です。毎回近隣のアマチュアオーケストラの皆さんにエキストラでご出演を頂かなければならず、人的財政的にも厳しい状況が続いております。解決する目途は立っていませんが、これまでの近隣のオーケストラの皆さんとの交流関係を大切にしながら地域の皆様からもご支援を頂き、如何に活動を継続していけるかが大きな課題です。

認定NPO法人「With優」の活動を紹介するブース

演奏前の客席の様子