Activity Report

トヨタコミュニティコンサート活動レポート

丸の内交響楽団

丸の内交響楽団創団35周年記念第31回演奏会 第1939回トヨタコミュニティコンサート

  • 会場:すみだトリフォニーホール
  • 日時:2025年 9月27日(土)13:30

舞台から1600人ほぼ満席のお客様。視覚、お身体の不自由な方から健常者まで、客層も様々な方にご来場頂きました。

プログラム
シュトラウス二世 皇帝円舞曲
シュトラウス二世 美しき青きドナウ
ドリーブ バレエ音楽「コッペリア」から
シベリウス 交響曲第2番
指揮者
和田一樹
ソリスト
ゲストコンサートマスター 平山慎一郎
出演者
丸の内交響楽団
レポート
 第1939回トヨタコミュニティコンサート、丸の内交響楽団創団35周年記念第31回演奏会は、9月27日(すみだトリフォニーホール)にて、約1600名 ほぼ満席のお客様を迎えて盛会に終演いたしました。管・木管・弦によるプレコンサート、和田一樹マエストロによるプレトーク、そして、第一部は、ハープに信岡恵子様を迎え、今年生誕200年を迎えたJシュトラウス2世による「皇帝円舞曲」、「美しき青きドナウ」と、L.ドリーブによる バレエ音楽「コッペリア」をしっとりと楽しんで頂き、後半はTVでもよく聴くことのあるJ.シベリウスの交響曲第2番を、アンコールは、丸の内交響楽団定番の元気の出る エルガーによる 威風堂々第一番(これを聴きに来られるお客様がいる!)を選曲して、盛りだくさんに楽しんで頂きました。

 今回は、スペシャルオリンピックス日本・東京事務局の呼びかけによるお客様、また墨田区視覚障がい者連合、墨田区社会福祉協議会、ほか多くの施設などのご協力を頂き、地域学校の生徒と保護者への招待告知、障害者施設、ほか東京都盲人福祉協会、東京視覚障害者協会、(社福)日本視覚障害者団体連合、(社福)日本点字図書館、Palabla㈱(文化庁委託鑑賞支援事業UDCastサポート)、世田谷区代沢芸術祭実行委員会、点字あゆみの会など幅広く展開、様々な関係各位のご後援、ご協力を通して、視覚障がい者、身体知的障がい者の方々、盲導犬や車いすの方々約250名ものお客様、盲導犬にご来場頂きました。併せてトヨタモビリティ東京株式会社グループ様のご協力により、350名もの販売会社関係のお客様にご来場頂いたほか、トヨタ自動車株式会社殿、公益社団法人日本アマチュアオーケストラ連盟殿にご支援賜り、関係者含めて約1600人のお客様にご来場頂きました。総じて、ダイバーシティとしても多くの方に、隔たりなく、演奏を通じて、ワクワクと楽しんで頂けましたこと、良かったと思っております。

 SDGsへの取り組みの一環として、世界の子どもにワクチンを日本委員会(JCV)、(特非)国境なき子どもたち のご協力を得て、集めましたペットボトルのキャップは、昨年の倍以上のる総量89.2Kg、キャップ数で44600個超、ワクチン56人分のポリオワクチンとの交換が実現致しました。トヨタ自動車株式会社様により、電動車いすCウォークの展示体験、交通安全の啓蒙活動として反射光のVR体験活動、シール配布、3回に及ぶアナウンスなども多くのお客様の注目を得ました。このように毎年の継続した活動が、1600人のお客様集客に、さらに、ワクワクする時間の共有に繋がりました。

 今後の目標としては、いずれの活動も、1年2年で終わることなく継続が、本来の社会貢献、地域への貢献につながることとして、お客様の生活の中に音楽がそして、アマチュアオーケストラとしての活動が溶け込み、生活の中に、社会の中のひとつとして丸の内交響楽団の演奏会が記憶に残るような活動になるように、これからの演奏会でも、ぜひ継続した活動にしてまいりたいと思います。

国境なき子どもたち、世界の子どもにワクチンをによるペットボトルキャップ89.2キロ(46000個 56人分)の収集など幅広い認知活動を実施しました。

トヨタモビリティ東京㈱、トヨタ自動車㈱による電動車いすC-ウォークの展示、VR体験での反射板シールご提供など多くのお客様、お子様が立ち寄られ、3回の影アナウンスも併せて交通安全への認識を深めて頂きました。