福島市民オーケストラ
福島市民オーケストラ 第33回ファミリーコンサート
- 会場:ふくしん夢の音楽堂(福島市音楽堂)大ホール
- 日時:2025年 9月 7日(日)14:00開演(13:30開場)

演奏会本番の様子
- プログラム
- ・「アルルの女」第1・第2組曲から/ビゼー
・序曲「ローマの謝肉祭」/ベルリオーズ
・交響曲第9番「新世界から」第4楽章/ドヴォルザーク
・体験コーナー 他
合言葉は「オーケストラと友だちになろう!」
オーケストラが生の音を紡ぎ出す姿をぜひ間近で体験していただけたら嬉しいです。
- 指揮者
- 小野 富士(福島市民オーケストラ音楽監督
元NHK交響楽団次席ヴィオラ奏者
モルゴーア・クァルテット ヴィオラ奏者)
- ソリスト
- 出演者
- 演奏:福島市民オーケストラ
司会:飯田 久美子(フリーアナウンサー)
- レポート
- 0歳のお子様からお年寄りの方まで、幅広い層のお客様にオーケストラの音色をお楽しみいただくために開催している本コンサート。
生の音楽を通じて子どもたちの心をMOVEさせたいという思いから、客席でじっと演奏を聴くだけでなく、「楽器紹介」「体験コーナー」などの企画を通してよりオーケストラを身近に感じられるようなプログラム構成としました。
「体験コーナー」では、小野富士先生や打楽器メンバーのアドバイスを聞きながら大勢のお客様の前で堂々とパフォーマンスする子どもたちの姿に、会場のお客様も手拍子でエールを送る場面が見られました。
また、コロナ禍以来6年ぶりに実施した「ふれあいコーナー」では、団員たちの間に座り演奏を聴く子どもたちの姿から生き生きとした表情が伺え、臨場感たっぷりの響きを楽しんでいるようでした。
この体験・ふれあいコーナーについて、ステージに上がるお客様の導線や演奏者の動きを事前に全体で確認し、大きな混乱や事故なく進めることができました。
その上で、よりスムーズにお客様を各楽器のそばへご案内する方法、ステージから降りて記念品をお渡しするまでの流れなど細かい部分を再調整し、来年以降のコンサートに生かしていけたらと思います。
「この演奏会が、小さな子どもたちが音楽の聴き方を学ぶ場になればいいと思っています」
これは小野富士先生が挨拶の中でいつもお客様に語りかける言葉です。
ファミリーコンサートが、生の音楽を聴く機会の少ないお子様をはじめ、それを見守る大人世代まで幅広い層のお客様にとっての「音楽の魅力に触れ、体験し、皆で共有できる場所」となれるように、今後も演奏・運営面で工夫を凝らしながら本コンサートを継続していきたいと考えています。

楽器紹介コーナー。小野富士先生による「ヴィオラ」紹介の場面。

指揮・打楽器体験の様子とステージ上で演奏を聴く子どもたち。