豊橋交響楽団
第1919回トヨタコミュニティコンサート 第133回 豊橋交響楽団定期演奏会 ~60年目の豊響 矢崎彦太郎とマーラーに挑む~
- 会場:ライフポートとよはし コンサートホール
- 日時:2025年 5月25日(日)14:00

マーラーの5番の演奏全景
- プログラム
- G.マーラー 交響曲第5番 嬰ハ短調
W.A.モーツァルト ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調 K.482
- 指揮者
- 矢崎 彦太郎
- ソリスト
- 津田 裕也
- 出演者
- 豊橋交響楽団
- レポート
- 2025年1月26日の秋山和慶先生の突然の悲報を受けて、今回の定期演奏会の指揮を矢崎彦太郎先生にお願いすることになりました。所属事務所もご協力をくださり、お忙しいスケジュールをなんとか調整していただき、豊響創立60周年シリーズの中核をなす定期演奏会を開催することができました。感謝という言葉では表せないほどありがたく感じています。
演奏会の冒頭は、津田裕也先生の独奏でモーツァルトのピアノ協奏曲第22番。協奏曲後のアンコールは、メンデルスゾーン作曲 無言歌集から『ベネチアの舟歌第2番』。演奏後は、なかなか拍手がやまないほど、お客様の琴線に触れた演奏でした。
休憩のあと、マーラーの交響曲第5番。矢崎先生が指揮台に登場され、ご自身の秋山先生に対する思いを静かに語られました。さらに我々豊橋交響楽団団員の今回の演奏会やこの曲に対する思いを代弁してくださったあと、トランペットのトップ奏者とアイコンタクトをとり、タクトが下ろされました。
お客様のアンケートの中には、「長い曲だと思っていたが、あっという間だった。」とか、「挑む、という思いにふさわしい気持ちのこもった演奏だった。」という反応がいくつかありました。
反射材の有効性の展示を大勢のお客様が体験されていました。また、定期演奏会では必ず行っているフードドライブ活動については、大勢のお客様のご協力をいただきました。ありがとうございました。

ピアノ協奏曲演奏風景

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