Activity Report
トヨタコミュニティコンサート・活動レポート
札幌フィルハーモニー管弦楽団
札幌フィルハーモニー管弦楽団 第70回定期演奏会
- 会場:札幌コンサートホールKitara 大ホール
- 日時:2025年 5月11日(日)13:30

コンサートホールに響く「祝典序曲」の響き
- プログラム
- 1.祝典序曲 (D・ショスタコビッチ)
2.バレエ「コッペリア」より (L.ドリーブ)
前奏曲、マズルカ、ワルツ、情景、人形のワルツ、チャルダッシュ、スラブ民謡の主題によるテーマと変奏
3.交響曲第1番ハ短調 作品68 (J.ブラームス)
- 指揮者
- 高井 明 (元札幌交響楽団副首席オーボエ奏者)
- ソリスト
- 出演者
- 札幌フィルハーモニー管弦楽団
- レポート
- 団創立54年目の春、第70回定期演奏会をTCCコンサートとして開催することが出来ました。
開催日程も5月の連休後の日曜昼間ということで、久しぶりに900名を超す入場者にコンサートをお楽しみいただきましたが、
桜花も八重が見ごろの札幌の春というタイミングの良さに加え、演奏曲それぞれが個性的なものであり、特にブラームスは、「これを聴きに来た」というお客様も複数いらしたくらいでした。
札幌フィルハーモニー管弦楽団の歴史を占める資料もホワイエへ展示し、年配の来場者さらにはかつての団員が懐かしそうに当時のポスターなどに見入っていたのも印象的でした。
演奏内容も、札幌kitaraホールならではの、オルガン席前のバンダ演奏を伴った「祝典序曲」にはじまり、ブラームスの交響曲第1番演奏後の圧倒的拍手にお答えしたアンコールは「ニムロッド(エルガー)」。これにもお客様は感動され、あらためて今回の演奏会の充実度を感じたようででした。
今後創立60年70年・・さらには定期80回90回・・につながる、お客様そして演奏者とも満足されたコンサートでした。

開演前のロビーコンサートも好評