西宮交響楽団
第1855回トヨタコミュニティコンサート 西宮交響楽団 第120回 定期演奏会
- 会場:兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール
- 日時:2024年 5月 6日(月)14時

プロコフィエフ 交響曲 第5番
- プログラム
- デュカス 交響詩 《魔法使いの弟子》
サン=サーンス ピアノ協奏曲 第5番 ヘ長調 《エジプト風》 作品103
プロコフィエフ 交響曲 第5番 変ロ長調 作品100
- 指揮者
- 横島 勝人
- ソリスト
- 若林 里紗
- 出演者
- 西宮交響楽団
- レポート
- 新しい時代を担う地元地域の若い音楽家の活躍の場を提供する企画(協奏曲)とともに、全団員による観客動員勧誘や、従来からの視覚障害者団体への招待活動が功を奏し、1318名、約80%のホール入場者数で開催に至れた点は、今回も地域の聴衆の皆様と共に演奏会の喜びを分かち合えたものと思われます。
今回は特にチャレンジャブルな演目に取り組みましたが、忍耐強く楽団員を日頃から指導して頂けるトレーナ先生の下で、団員も練習の積み重ねによって、なんとか少しでもその曲の良さを表現できるところに至れたのではないかと、お客様からの反応(大変良い・良い(92%))で感じる次第です。
また、共演したピアノソリストとはサン=サーンスの5番の良さをいかんなく発揮できましたが、12年前の音楽科高校生になりたての頃に打楽器エキストラでもお手伝い頂いた縁もあり最後のオーケストラアンコールではスネアドラムで共演頂くという演出もあり、とても好評でした。
チケットについて、県のホールチケットセンターでの販売手数料が1割から3割負担となった事を受け、1割負担のまま使用できるQRコード発行によるオンラインチケット販売を主力にしたものの、チケット譲渡の仕組みによって譲渡前、譲渡後でQRコードが変わり、古いQRコードの印刷紙チケットを持って来られるお客様も一定数おられ、入場時のQRコード読みとりに手間取るなどの問題が想定以上発生したためお客様入場にかなり時間を要しました。オンラインチケット運用方法の見直しや入場運営を工夫し、よりスムーズな入場に改善したいと考えます。

会場入口 TCCバナーと公演ポスター

サン=サーンス ピアノ協奏曲 第5番 《エジプト風》