四国フィルハーモニー管弦楽団
第1896回トヨタコミュニティコンサート in ゆすはら座 四国フィルハーモニー管弦楽団 雲の上のコンサート
- 会場:ゆすはら座(高知県高岡郡梼原町梼原1496番地1)
- 日時:2025年 3月23日(日)14:00

梼原中学校音楽部との共演
- プログラム
- ・梼原中学校音楽部と四国フィルの共演
・ロッシーニ作曲:歌劇「ウィリアム・テル」序曲
・隈研吾さんと澤和樹さんの対談
・ベートーヴェン作曲:ヴァイオリン協奏曲
- 指揮者
- 澤 和樹
- ソリスト
- 澤 和樹
- 出演者
- 四国フィルハーモニー管弦楽団
- レポート
- 隈研吾氏の木造建築の原点ともいわれる「ゆすはら座」において、トヨタコミュニティコンサート in ゆすはら座「四国フィルハーモニー管弦楽団 雲の上のコンサート」を開催しました。
オープニングでは、地元・梼原中学校音楽部との共演が実現し、その素朴で初々しい演奏は、町内外から駆けつけた多くの聴衆を魅了しました。
「ウィリアム・テル」序曲では、梼原の豊かな自然と「ゆすはら座」の温もりある空間が相まって、オーケストラも聴衆も音楽を心から楽しんでいる様子が伝わってきました。
特別企画として、建築家・隈研吾氏と音楽家・澤和樹氏による対談も行われました。お二人を囲むように、オーケストラのメンバーや聴衆が参加する形で進められた対話は、木の文化や人と音楽との関わりについて、多くの示唆を得られる貴重な時間となりました。
プログラムのメインでは、フランスの巨匠ジェラール・プーレ氏を迎え、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を共演。まさに特別なひとときとなり、私たちの想定を上回る、感動的なコンサートとなりました。
アンコールの「ウィリアム・テル」より《スイス軍の行進》では、会場から自然と手拍子が沸き起こり、公演の成功を象徴する場面となりました。
また、ゆすはら座前には、梼原町とトヨタ車体がコラボレーションした、間伐材を用いた環境配慮型の一人乗り自動車が展示され、多くの来場者の注目を集めていました。

「ウィリアム・テル」序曲

プーレさんを迎えて ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲