Activity Report

トヨタコミュニティコンサート活動レポート

関西シティフィルハーモニー交響楽団

関西シティフィルハーモニー交響楽団 第78回定期演奏会

  • 会場:ザ・シンフォニーホール
  • 日時:2025年 1月26日(日)開場 13時 開演 14時

トヨタブースは1階ロビー中央階段横に、開演前には多くのお客様が立ち寄られました

プログラム
チャイコフスキー 交響曲第1番「冬の日の幻想」
ブラームス(シェーンベルグ編)ピアノ四重奏第1番ト短調(管弦楽版)
指揮者
ギオルギ・バブアゼ
ソリスト
出演者
関西シティフィルハーモニー交響楽団
レポート
関西シティフィルハーモニー交響楽団では常任指揮者に関西フィルハーモニー交響楽団首席コンサートマスターのジョージア(旧グルジア)出身のゲオルギ・バブアゼ氏を迎え、ジョージア、イタリアで音楽を学ばれた感性と日本人の感性の融合を感じることで良い演奏を、聴いていただいたお客様に喜んでいただける演奏を、と思って活動しています。今回はジョージアと歴史的背景のあるロシアの作曲家チャイコフスキーの交響曲第1番を、バブアゼ氏の指揮で「音楽に国境はない」の思いのもと演奏いたしました。
関西シティフィルは「チャレンジし続ける」という姿勢のもと大曲に意欲的に取り組み、今回はチャイコフスキーの交響曲とあまり演奏される機会が少ないブラームスのピアノ四重奏曲のシェーンベルクによる管弦楽への編曲版を取り上げ2曲プログラムとしました。2曲とも技術的、音楽的ハードルの高い難曲でしたが約4か月間のバブアゼ氏の熱い思いのこもった練習と、団員一同の熱意でご来場いただいたお客様に思いが届き大きな拍手をいただけたと思っています。
また関西シティフィルでは子供がいるメンバーでもいつでもオーケストラ活動に参加できるよう、本番当日を含め練習時に託児制度を設けています。
今年度は創団50周年の節目になり前回の昨年9月の定期、今回の定期と、ロビーに活動の歴史として過去のパンフレットを展示、また過去の演奏会の映像の放映を行い多くのお客様が足を止めてくださいました。
今後の課題としては終演時間の関係で前準備、ゲネプロの時間が限られており、開場前のロビー準備に当たる一部の団員がゲネプロを途中退席することになったため、時間配分、効率的な作業方法を検討するなど見直す必要があると思われます。

多くのお客様にご来場いただきました

創団50周年企画として過去のチラシをロビーに展示しました