宮崎シティフィルハーモニー管弦楽団
宮崎シティフィルハーモニー管弦楽団 宮崎市制100周年記念 第28回定期演奏会
- 会場:宮崎市民文化ホール 大ホール
- 日時:2024年12月 8日(日)午後2時

合唱団と共に「交響詩みやざき」の演奏
- プログラム
- 第1部
ドヴォルザーク/序曲「謝肉祭」
サン=サーンス/チェロ協奏曲第1番イ短調
第2部
ヘンデル/オラトリオ「メサイア」より「ハレルヤ」
ラッセル・スタンガー/交響詩みやざき
- 指揮者
- 大谷 麻由美
- ソリスト
- チェロ
浜砂 なぎさ
- 出演者
- 宮崎シティフィルハーモニー管弦楽団
合唱/宮崎市合唱協会
- レポート
- 本年度は宮崎市制施行100周年という節目の年を迎え、これを記念した演奏会として開催しました。
メイン曲として演奏した「交響詩みやざき」は、30年前に当時の宮崎市長が米国バージニアビーチ市(宮崎市と姉妹都市)にあるバージニア交響楽団の名誉指揮者であったラッセル・スタンガー氏に依頼し、宮崎市をイメージした曲として作られたものです。それだけに市民の関心も大きく、ぜひ聴いてみたいと願う大勢の市民が詰めかけ大盛況でありました。宮崎の自然や風土の印象を織り込んだ合唱付きの大作であり、壮大な調べは大変圧巻であったとの評価を多数いただきました。
宮崎市制100周年にふさわしい曲として合唱付きのこの曲を演奏したことで市民の関心も高く、入場者数は近年では最大規模の1,167人(昨年766人、52%増)に達し、大変喜ばしい結果となりました。宮崎市やマスコミ各社にPRを行っていただくとともに、団員や事務局による広報活動を始めSNSを駆使した発信を行ったことも集客の向上につながったと考えています。
また、音楽を通した「SDGs」の取り組みとして、「すべての人に健康と福祉を」の目標から宮崎市内の福祉団体を招待するとともに、「質の高い教育をみんなに」の目標を踏まえ、本年度スクールコンサートを実施した各学校の児童・生徒及び保護者を招待するなど、オーケストラを楽しんでいただく機会を提供いたしました。この活動は今後も継続して行ってまいります。

チェロのソリスト演奏「チェロ協奏曲第1番イ短調」