Activity Report

トヨタコミュニティコンサート活動レポート

丸の内交響楽団

第1877回トヨタコミュニティコンサート 丸の内交響楽団第30回記念演奏会

  • 会場:すみだトリフォニーホール
  • 日時:2024年 9月23日(月)13:30(開場12:30) 開運前にプレコンサート、ブレトークが有ります。

舞台から1700人ほぼ満席のお客様。客層も様々な方にご来場頂きました。

プログラム
E.エルガー 威風堂々第4番
O.レスピーギ 交響的印象「教会のステンドグラス」
C.サン=サーンス 交響曲第3番 ハ短調 作品78「オルガン付き」
指揮者
和田 一樹
ソリスト
オルガニスト       室住 素子
ゲストコンサートマスター 平山 慎一郎
出演者
ハープ 千田 悦子
ピアノ 津布良 佳奈(つふらかな)、鈴木 愛(すずき まな)
チェレスタ  野田 美和
丸の内交響楽団
レポート
 第1877回トヨタコミュニティコンサート、丸の内交響楽団第30回記念演奏会は、9月23日(すみだトリフォニーホール)にて、1700名 ほぼ満席のお客様を迎えて盛会に終演いたしました。管・木管・弦によるプレコンサート、和田一樹マエストロによるプレトーク、エルガー 威風堂々第4番に始まり、世界的なオルガニスト室住素子氏を迎えて、ほぼ聞くことの無いレスピーギの「教会のステンドグラス」、サン=サーンスの 交響曲第3番「オルガン付き」、アンコールに、カヴァレリア・ルスティカーナより間奏曲と威風堂々第一番と、なんと5曲中4曲がオルガンが大活躍な曲を選曲して、盛りだくさんに楽しんで頂きました。

 今回は、トヨタ自動車㈱よりスペシャルオリンピックス日本・東京事務局の方もお見え頂き、また墨田区教育委員会の後援を頂き、多くの施設などのご協力の基に、地域の20の小学校の生徒と保護者への招待告知、障害者施設、ほか東京都盲人福祉協会、東京視覚障害者協会、(社福)日本視覚障害者団体連合、(社福)日本点字図書館、Palabla㈱(文化庁委託鑑賞支援事業UDCastサポート)、世田谷区代沢芸術祭実行委員会、点字あゆみの会など幅広く展開、様々な関係各位のご後援、ご協力を通して、視覚障がい者、身体知的障がい者の方々、盲導犬や車いすの方々約250名にご来場頂いた。併せて東京都トヨタ販売会社グループ殿、トヨタ自動車株式会社殿、公益社団法人日本アマチュアオーケストラ連盟殿にご支援賜り、関係者含めて約1700人のお客様にご来場頂きました。総じて、ダイバーシティとしても多くの方に、隔たりなく、オルガン演奏を通じて、ワクワクと楽しんで頂けましたこと、良かったと思っております。
 
 SDGsへの取り組みの一環として、世界の子どもにワクチンを日本委員会(JCV)、(特非)国境なき子どもたち のご協力を得て、集めましたペットボトルのキャップは、昨年を大幅に上回る総量40.1Kg、キャップ数で16,000個超、ワクチン20人分のポリオワクチンとの交換が実現致しました。トヨタ自動車株式会社様による交通安全の啓蒙活動として反射光のVR体験活動、シール配布、3回に及ぶアナウンスなども多くのお客様の注目を得ました。このように毎年の継続した活動が、1700人のお客様集客に、さらに、ワクワクする時間の共有に繋がりました。
 
今後の目標としては、いずれの活動も、1年2年で終わることなく継続が、本来の社会貢献、地域への貢献につながることとして、お客様の生活の中に音楽がそして、アマチュアオーケストラとしての活動が溶け込み、ひとつとして丸の内交響楽団の演奏会が記憶に残るような活動になるように、これからの演奏会でも、ぜひ継続した活動にしてまいりたいと思います。

国境なき子どもたち、世界の子どもにワクチンをによるペットボトルキャップ収集など幅広い認知活動を実施しました。

トヨタ自動車㈱によるVR体験での反射板シールご提供にも多くのお客様、お子様が立ち寄られ、3回の影アナウンスも併せて交通安全への認識を深めて頂きました。