Activity Report

トヨタコミュニティコンサート活動レポート

名古屋丸の内交響楽団

名古屋丸の内交響楽団 第23回定期演奏会

  • 会場:愛知県芸術劇場 コンサートホール
  • 日時:2024年10月13日(日)13時30分より

ホワイエでの交通安全啓発活動

プログラム
ムソルグスキー作曲 ラヴェル編曲 組曲「展覧会の絵」
チャイコフスキー作曲 交響曲第5番 ホ短調 作品64
指揮者
髙谷 光信
ソリスト
出演者
名古屋丸の内交響楽団
レポート
ロシアのウクライナ侵攻により、世界各地で「ロシア音楽の演奏自粛」が広まっています。本来、音楽は、時代も国境も越えて人々の心に直接届くものです。当団でもこの時期の選曲・演奏に疑問を投げかける者もいましたが、平和への願いを絶やさず、音楽のもつ素晴らしさを聴衆の皆様とともに分かち合うことが大切ではないかと団の意見も一致し、選曲の運びとなりました。 指揮者は、ウクライナ国立チャイコフスキー音楽院で学び、ウクライナ チェルニーヒウ交響楽団常任指揮者の髙谷光信先生。髙谷先生は日本ウクライナ音楽協会の会長もされており、ウクライナの方々と頻繁に連絡を取り合い、現地の方々の思いも理解しつつ、「音楽に罪はない。ロシア音楽の素晴らしさを忌避してはいけない」との思いをもたれており、当団員もその思いを共有して練習を重ね演奏会に臨みました。
当日は、1,000人を超える来場者を迎え、音楽への熱い思い、熱気あふれる演奏会となりました。
アンケートをWEBだけで行ったので回答数は少なめでしたが、ほとんどの方が「大いに満足」「ほぼ満足」という回答でした。「コンサートに初めて出かけました。大迫力で素晴らしい響きで感動しました。クラシック音楽にはまってしまいそうです。」「みなさまの思いがギュッと詰まったとても素晴らしい演奏会でした」「チャイコフスキー5番は、これまでプロオケアマオケを聴いた中で最高の演奏だと思います」というコメントもいただき、実力以上のものが伝わったのだと思いました。
TCCの重点テーマでもある、「音楽で人々の心をMOOVさせる」演奏会になったと思います。

組曲「展覧会の絵」

チャイコフスキー交響曲No5