Activity Report

トヨタコミュニティコンサート活動レポート

米沢フィルハーモニー管弦楽団

米沢フィルハーモニー管弦楽団 第59回定期演奏会

  • 会場:伝国の杜 置賜文化ホール
  • 日時:2023年11月26日(日)午後2時

定期演奏会風景

プログラム
モーツアルト 交響曲第40番ト短調 K550
シベリウス アンダンテ・フェスティーボ
ハイドン 交響曲第101番ニ長調「時計」
指揮者
鈴木崇
ソリスト
出演者
レポート
今回の演奏会では、SDGsの重点テーマとして、例年実施している、中々オーケストラを聴く機会の少ない小中高生や施設入所者等の招待を行ったり、演奏会に中々来ることができない方々への訪問演奏として、「引きこもり青少年支援施設、NPO法人からころセンター」において木管五重奏によるミニコンサートを実施しました。それぞれの事情で中々外出が困難な利用者さんですがスタッフさんの声掛けで休日にも拘らずお出で頂き1時間ほどのコンサートをしっかり聞いて頂き、最後には「ふるさと」を全員で歌うことができて良い演奏会であったと思います。また、来場者の方へ地域におけるSDGsの取り組みについて、私たちが練習会場としてお世話になった米沢市立第六中学校生徒会の取り組みや私たち団員自身の取り組みを開演前にスライドで紹介して、SDGsは決して難しいことでなく些細なことから始めようという内容で紹介しました。来場された皆様にもご理解いただいたものと思っています。今回演奏会では、古典をしっかりやってみようと、モーツアルトの40番とハイドンの101番時計とコロナの時地元プロオーケストラが、無観客で配信して感動を呼んだシベリウスのアンダンテフェスティーボを取り上げました。古典はユニゾンが多く誤魔化せない難しさがあり苦労しましたが、来場された方からは、練習の成果がよく表れていると高い評価を頂きました。しかしながら、当団は慢性的な団員不足が続いており、演奏会を開催するには、近隣のアマチュアオーケストラの皆さんからエキストラでの出演を頂かなければならなく、人的にも財政的にも厳しい状況に変わりはなく、一挙に解決することは考えられないことから、このような状況下でもいかにして活動を継続していくかが大きな課題となっています。

SDGsスライド上映

訪問演奏風景