Activity Report

トヨタコミュニティコンサート活動レポート

札幌フィルハーモニー管弦楽団

第1815回トヨタコミュニティコンサート  札幌フィルハーモニー管弦楽団第67回定期演奏会

  • 会場:札幌コンサートホールkitara大ホール
  • 日時:2023年10月 9日(月)19:00

開場前のお客様

プログラム
交響曲第9番ホ短調 作品95 ”新世界から” (A・ドヴォルザーク)
交響的舞曲 作品45 (S・ラフマニノフ)
指揮者
松井 慶太
ソリスト
出演者
札幌フィルハーモニー管弦楽団
レポート
演奏者である我々札幌フィルハーモニー管弦楽団メンバー、およびお客様の多くがマスクをほとんどはずされた久々の演奏会、といえたのではないだろうか。やはり精一杯の力で演奏し、お客様からも、心から素晴らしい盛大な拍手をいただく・・人間(ヒト)として本当に音楽は大切な宝、欠かせないものであると実感した演奏会だった。
開催日程が、北海道の秋真っ盛りの10月、しかも3連休の最終日の夜間の公演、となればどうしてもホールへの足が遠のくのはいたしかたなかったと思われるが、お客様にもそして我々も大曲2曲で精一杯のパフォーマンスを発揮することができた。

・今回はステージの都合でGプロもほとんど時間がとれない状況だったが、メンバーを中心に、スタッフ、ホール側との連携 などを前倒しで準備、検討をすすめた結果、大きな支障も無く開催できた。
・そうしたなかでのコンサートには 710名のお客様が来場された。 本格的な寒さを感じる季節が近づいた時期の札幌での音楽をゆったりお楽しみいただくことが出来た。
・また、SDGsへの取り組みに関しては、当団の毎週の練習での団内託児支援など、少しずつ試みや取り組みが増えてきていることを踏まえ、以前から当団コンサートでの取り組みである、「点字プログラムサービス」「ユニバーサルフォント」「託児サービス」などに加え、「市内在住外国籍の方の招待」も前回定期からスタートさせ、お客様にもかなり理解が進むきっかけをつくれていると確信している。
・さまざまな観客の皆さまと、これからのアマオケとしての活動の姿をあらためて考える機会を得た、大変貴重なコンサートとなったことは間違いない。 ちなみに、当団演奏会へ初めていらした方の率が比較的高かった、また演奏に対する評価もかなり高かったことはますます励みになった。

「交響的舞曲」演奏風景