Activity Report

トヨタコミュニティコンサート活動レポート

ウインドミルオーケストラ

ウインドミルオーケストラ第49回定期演奏会

  • 会場:市川市文化会館大ホール
  • 日時:2023年 8月27日(日)14:00開演 13:00開場

演奏全体写真

プログラム
交響曲第9番 ニ長調 より 第1,3楽章/マーラー
歌劇『運命の力』序曲/ヴェルディ
ポルカ『風車』/ヨーゼフ・シュトラウス
交響曲第3番『英雄』 より 第1楽章/ベートーヴェン
指揮者
現田 茂夫
ソリスト
出演者
ウインドミルオーケストラ
レポート
ウインドミルオーケストラ第49回定期演奏会について報告いたします。

【良かった点】
今回は例年お世話になっている会場が閉館したことにより、普段と異なる会場・地域での開催となりました。そのため、特に広報活動については手広く行うこととし、地域の刊行物など、これまであまり利用してこなかった媒体も積極的に活用することで、集客に努めました。その甲斐あってか、地元で開催した前年よりも、より多くのお客さまにご来場いただくことができました。
また、今回の演奏会は、来年に控えた第50回の記念演奏会を見据えた中での開催でもありました。プログラム前半は、団の起源に触れつつ普段クラシック音楽に親しんでいない方も楽しめるような曲目を、後半は、敢えて難易度と抽象度の高いマーラーの交響曲を選定し、聴衆の多様性を取り込んだ選曲としました。マーラーは、今年は抜粋で演奏し、来年の第50回定期演奏会で全曲演奏できるよう2年かけて完成させる計画としており、演奏者自身も音楽に深く取り組むことで、より深い理解・より高い技術を得られるように心がけました。今回上手くいった点はより高みを目指し、力が及ばなかった点はもう1年かけて準備をし直せるということで、貴重なありがたい経験を積むことができました。

【今後の課題】
「会場を変更することへの対応力」と「演奏会における新たな取組に対する周知の工夫」です。
まず前者については、来年の演奏会は今年同様に前年と会場が変更するのみならず、初めての会場での開催が決定してお
り、勝手が違う会場で円滑に運営できるような対応力や事前準備が重要になると考えております。また、広報を含めた集客の方法についても再検討し、大台となる1,000人以上の動員を目指します。
後者については、今回はアンケートのプログラムへの挟み込みを廃止し、ウェブ推奨(紙は希望者のみ)にて実施したところ、場内掲示やアナウンスで告知したにも拘らず、そういった形でのアンケート実施がお客様に十分認知されませんでした(回答者数は73 名(うちウェブ69 名)、来場者数782 名の9.3%)。お客さまの中にはこれまでに培われたイメージがあるため、新たな取組みを行う場合は、想定以上にしっかり周知を行うことが非常に重要であると実感しました。アンケートについては、ウェブを使いづらいお客さまもいらっしゃることから、今後もより良い実施方法を模索していきます。

来場の様子とTCCバナー設置状況

アンケート実施方法の周知状況