Activity Report
トヨタコミュニティコンサート・活動レポート
- 会場:DMG MORI 大和郡山城ホール 大ホール
- 日時:2026年 7月12日(日)14時30分
(開場 13時30分)

奈良交響楽団第80回記念定期演奏会演奏風景
- プログラム
- メンデルスゾーン:序曲「美しいメルジーネの物語」op.32
シベリウス:交響詩「タピオラ」op.112
ブルックナー:交響曲第九番WAB109
本公演では「奈良公園の鹿との共存」をテーマに、自然と人、そして音楽が織りなす世界をお届けします。
奈良公園の鹿は、古来より春日大社の「神の使い」として人々に崇められ、今日に至るまで大切に守られています。
水の精が描かれる「メルジーネの神話」、森の神タピオラの姿を壮大に描いた交響詩、そして神への捧げものとして構想されたブルックナー晩年の未完の大作を取り上げます。
ロビーでは、私たち奈良で暮らす人々が鹿との共存を続けるために行っているさまざまな取り組み、奈良公園に生きる鹿の生態、奈良公園の鹿が古来より春日大社の「神の使い」とされてきた長い歴史と信仰について紹介いたします。
奈良公園の鹿と人との関わり、その未来について思いを巡らせていただく機会となれば幸いです。
- 指揮者
- 髙谷光信
- ソリスト
- 出演者
- 奈良交響楽団
- レポート
- ・「奈良の鹿との共存」をテーマに据え、一般財団法人奈良の鹿愛護会様からのご協力もいただきながら、ロビーにて各種パネル展示を実施いたしました。演奏面では、シベリウスの「タピオラ」やブルックナーの第9交響曲等、アマチュアオーケストラでは、その演奏の困難さや楽器編成の大きさから、滅多に取り上げる事のない作品を演奏致しましたが、客演の髙谷氏の指揮のもと、作品が持つ深遠な世界観を表現することができたと考えております。来場者も739人(収容人数:913人:充足率81%)と高い入場率となり、楽団にとっても深く記憶に残る記念演奏会となりました。
・観客数の40%がアンケートに回答頂き、95%が「感動した」との回答があり、演奏会としてはお客様に十分満足頂けたと考えています。
・今回のテーマに関して、「聴く・見る・触れる」など多方面から人と鹿との共存を伝えたつもりですが、一回限りの公演でどれほどお客様の心に定着したかについては、継続的な検証が必要です。こうした地域課題に根ざした取り組みは、形を変えながらも複数回にわたり継続して訴えかけ、発信し続けることが重要であると実感いたしました。

SDGsパネル

奈良公園の鹿との共存